AMRO

英和 用語・用例辞典の解説

AMRO

(ASEANプラス3諸国の)域内マクロ経済リサーチ・オフィス アムロ AMROについて:ASEAN+3[ASEAN plus Three] Macroeconomic Research Officeの略。2011年4月、アセアン域内各国の経済を監視する機関としてシンガポールに設立。加盟国の金融危機時の資金支援決定に必要な報告書を、意思決定機関である執行委員会に提出する。15人で発足した組織で、初代トップの事務局長に中国の魏本華(ウェイパンホワ)・前国家外貨管理局副局長が就任。2012年から、日本の根本洋一財務省参事官が2代目を引き継ぐことになっている。

AMROの用例

AMRO, as the surveillance unit of CMIM, plays an important role to monitor and analyze regional economies.
AMROは、(参加国が通貨急落といった危機に直面した際に外貨を融通し合う)多国間通貨交換[スワップ]協定(CMIM)の監視機関として、域内経済を監視し分析する重要な役割を担っている。

AMRO will coordinate decision-making for providing emergency liquidity to member nations under a $120 billion multilateral currency swap agreement known as CMIM.
AMRO(ASEANプラス3諸国の域内マクロ経済リサーチ・オフィス)は、CMIMと呼ばれる1,200億ドルの貸出枠の多国間通貨交換[スワップ]協定に基づき、参加国へ緊急流動性を提供する際の意思決定の調整に当たる。

出典 日外アソシエーツ「英和 用語・用例辞典」英和 用語・用例辞典について 情報

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