βメラノトロピン

栄養・生化学辞典 「βメラノトロピン」の解説

βメラノトロピン

 DEGPYKMEHFRWGSPPKD(ブタヒツジ)の構造をもつペプチドホルモン.N末端はアセチル化されていることが多く,C末端はアミド.βメラニン細胞刺激ホルモンともいう.ブタ,ヒツジでは分子量2176.下垂体合成分泌される.前駆体であるプロオピオメラノコルチンがプロセッシングされて生成する.脂肪細胞脂肪分解を促進するなどエネルギー代謝を促進する作用がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android