《晩夏》(読み)ばんか

世界大百科事典(旧版)内の《晩夏》の言及

【シュティフター】より

…以後オーバーエスタライヒ州の視学官として教育改革に情熱を注ぐ。激務の合間に刊行された短編集《石さまざま》(1853)は,その序文に説かれている彼の世界観〈おだやかな法則〉によって知られ,恵まれた環境での人間の内的形成の理想像を描いた教養小説《晩夏》(1857)は,ヘッベルに酷評されたが,ニーチェはドイツ散文文芸の至宝としてたたえた。作品の評価をめぐる対立は,根本的には今日もなお続いている。…

※「《晩夏》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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