《現代の労働組合》(読み)げんだいのろうどうくみあい

世界大百科事典(旧版)内の《現代の労働組合》の言及

【ブレンターノ】より

…大学では法律学,政治学を修めたが,1867年,統計学者E.エンゲルがベルリンで開設した国家学演習に参加したのを機に,しだいに労働問題に関心を寄せるようになった。処女作《現代の労働組合》2巻(1871‐72)は,エンゲルとのイギリス旅行で収集した資料をもとに著されたものである。社会政策学会の創立(1872)に参画し,G.vonシュモラーやA.H.G.ワーグナーらとともにその主要メンバーとなるが,彼らのなかでは左派に位置し,いわば下からの社会改良を目ざしたところに彼の特徴がある。…

※「《現代の労働組合》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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