《真剣勝負》(読み)しんけんしょうぶ

世界大百科事典(旧版)内の《真剣勝負》の言及

【宮本武蔵】より

… 戦後も〈吉川武蔵〉は剣に生きるヒーローと恋に生きるヒロインの青春ドラマとして繰り返し映画化され,稲垣浩監督がカラーでリメークした三船敏郎の武蔵,八千草薫のお通による東宝作品《宮本武蔵》三部作(1954‐56),内田吐夢監督,中村錦之助(のち萬屋錦之介)の武蔵,入江若葉のお通による東映作品《宮本武蔵》五部作(1961‐65),加藤泰監督,高橋英樹の武蔵,松坂慶子のお通による松竹作品《宮本武蔵》(1973)と,いずれも力作として注目を浴びた。内田吐夢監督,中村錦之助主演の東宝作品《真剣勝負》(1971)も吉川英治の原作のエピソードの映画化である。そのほか,吉川英治の原作をもとにした新国劇の舞台を辰巳柳太郎,島田正吾主演で映画化したマキノ雅弘(現,雅裕)監督による松竹作品《武蔵と小次郎》(1952)などもある。…

※「《真剣勝負》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android