《総合学生歌集》(読み)そうごうがくせいかしゅう

世界大百科事典(旧版)内の《総合学生歌集》の言及

【学生歌】より

…特にドイツの伝統派男子学生が儀礼的あるいは無礼講的に懇親会などで歌ってきたもの。酒や恋や友情,母校や祖国や自由など学生身分と密着したテーマが多いが,たとえば1858年以来160版以上を数えるラール版《総合学生歌集》に《野バラ》や《ローレライ》が収められているように,一般民謡との結びつきも強い。《カルミナ・ブラーナ》など中世以来の学生歌の集成公刊は18世紀末に始まり,ナポレオン戦争を通じて高まった自由主義的ないし愛国主義的なブルシェンシャフト(学生団)結成の動きと相まって,19世紀前半に新旧の歌を集めた多くの学生歌集が編まれた。…

※「《総合学生歌集》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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