『ソフト・エネルギー・パス』の著者エイモリ・ロビンス氏が「ブループラネット賞」を受賞(読み)そふとえねるぎーぱすのちょしゃえいもりろびんすしがぶるーぷらねっとしょうをじゅしょう

知恵蔵 の解説

『ソフト・エネルギー・パス』の著者エイモリ・ロビンス氏が「ブループラネット賞」を受賞

1977年に『ソフト・エネルギーパス(道筋)』を著したエイモリ・ロビンス氏が、日本の旭硝子財団の「2007年ブループラネット賞」を受賞した。ロビンスは同書の刊行後、コロラドのロッキーマウンテン研究所で実際に低エネルギー消費の建物をつくり、超軽量自動車ハイパーカーを提唱し、多くの企業家や政治家にエネルギー効率の向上と再生可能エネルギーの可能性が大きいことを説得した。この賞は92年に創設され、受賞者には、地球温暖化モデルの研究のパイオニアとして知られる眞鍋淑郎博士(第1回)、二酸化炭素観測を始めて継続的にハワイマウナロアで行ったチャールズ・キーリング博士(第2回)などがいる。

(槌屋治紀 システム技術研究所所長 / 2008年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android