『伊勢物語』(読み)イセモノガタリ

とっさの日本語便利帳 「『伊勢物語』」の解説

『伊勢物語』

作者未詳。平安前期に成立和歌中心に据えた一二五段の挿話からなる。在原業平と思しき主人公の恋愛を中心に置き、親子愛、兄弟愛までをも含んだ、様々な愛と雅の形が描かれる歌物語

『伊勢物語』

作者不詳
昔、男初冠して、平城の京春日の里に、しるよしして、狩にいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。\(九四七頃)

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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