『徒然草』(読み)ツレヅレグサ

とっさの日本語便利帳 「『徒然草』」の解説

『徒然草』

吉田兼好
つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。\(一三三一頃)

『徒然草』

吉田兼好作。鎌倉後期の随筆。一三一〇年代から一三三一年にかけて成立したとする説が有力も未詳著者随想見聞を、人生批評感興の赴くままに自由に記す。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android