『紫式部日記』(読み)ムラサキシキブニッキ

とっさの日本語便利帳 「『紫式部日記』」の解説

『紫式部日記』

紫式部作。鋭敏な観察眼、大胆な批評精神に裏付けられた宮廷生活日記。寛弘五(一〇〇八)年秋から七年正月までの三年間にわたる宮廷の諸行事の記述に、中宮や(藤原)道長や同僚女房などの人物スケッチをちりばめ、自ら感慨を併せて記す。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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