『蜻蛉日記』(読み)カゲロウニッキ

とっさの日本語便利帳 「『蜻蛉日記』」の解説

『蜻蛉日記』

右大将道綱(うだいしょうみちつな)の母作。天暦八(九五四)年から天延二(九七四)年までの結婚生活を回顧。妻として直面する苦悩を通して、人生を見据える確かな眼差しを獲得し、夫への執着から解放され、母性愛に目覚めるまでを身辺雑記的に綴る。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android