あたりき(読み)アタリキ

デジタル大辞泉 「あたりき」の意味・読み・例文・類語

あたりき

[形動]当たり前」をしゃれていった語。ぞんざいな口調で用いる。「あたりきよ、これしきのこと」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「あたりき」の意味・読み・例文・類語

あたりき

〘形動〙 「あたりまえ(当前)」をしゃれていう。近世以後、職人などが用いるぞんざいな語。語のあとに「さ」「よ」などの終助詞をつけていうこともある。あたりきしゃりき
浅草(1931)〈サトウ・ハチロー〉隼おきんの貞操「『分ってるよ』『定(きま)ってるぢゃねえか』『アタリキ!』」

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