あわわ(読み)アワワ

デジタル大辞泉 「あわわ」の意味・読み・例文・類語

あわわ

[名]子供をあやすとき、開いた口を手のひらで軽くたたいて「あわわ」という声を出すこと。→ちょうちちょうちあわわ
[感]驚いたときやあわてたときなどに発する語。「あわわ、まずいことを言った」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「あわわ」の意味・読み・例文・類語

あわわ

  1. 〘 名詞 〙
  2. 幼児または幼児をあやす人が口を開き、手のひらを口に当てて軽くたたきながら「あわわ」の声を出す遊び。また、その声。
    1. [初出の実例]「わらび手はあははをするか山の口〈良次〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)一)
    2. 「ちゃうちちゃうち、あわわ、かぶりかぶり」(出典:歌謡・松の落葉(1710)三・一三・祭文)
  3. あわわの三太郎(さんたろう)」の略。
    1. [初出の実例]「年明が壱人あははが五六人」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android