いかす(読み)イカス

デジタル大辞泉 「いかす」の意味・読み・例文・類語

いか・す

[動サ五]《「行かす」から》しゃれている。あかぬけして見える。「ちょっと―・したデザイン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いかす」の意味・読み・例文・類語

いか・す

  1. 〘 自動詞 サ行五(四) 〙 相当なものである、なかなかいい、という意の俗語。昭和三〇年代から四〇年代に、若者の間で流行した。
    1. [初出の実例]「敬ちゃん、いかすぢゃないの」(出典:恋人たちの森(1961)〈森茉莉〉)

いかすの補助注記

「この酒はいける」などの「いける」から変化した語か。「いかしている」の形でも使われる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android