いちびはばき

精選版 日本国語大辞典 「いちびはばき」の意味・読み・例文・類語

いちび‐はばき【麻脛巾】

〘名〙 イチビの皮の繊維で編んだはばき。上の方は糸で編み付け、下の方は裂いて垂らしてある。近衛府官人随身(ずいじん)召具(めしぐ)などが着用した。
麻脛巾〈北野天神縁起〉" />
儀式(872)三「一両菲蒲脛巾各一具」
太平記(14C後)一三「看督長(かどのおさ)十六人、〈略〉いちひはばきに乱れ緒をはいて列をひく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android