いなさ(読み)イナサ

デジタル大辞泉 「いなさ」の意味・読み・例文・類語

いな‐さ

南東の風。特に、台風期の強風をさしていう。辰巳たつみの風。

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精選版 日本国語大辞典 「いなさ」の意味・読み・例文・類語

いな‐さ

〘名〙 東南方角から吹く風。特に台風がもたらす強風をさしていう。《季・夏》〔物類称呼(1775)〕

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百科事典マイペディア 「いなさ」の意味・わかりやすい解説

いなさ

海から吹いてくる南東の風。吹きつのると大時化(しけ)となる。

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世界大百科事典(旧版)内のいなさの言及

【風】より

…4月ころ吹く南寄りの穏やかな風。 いなさ海から吹く南東ないし南西風。特に台風期の強風をいい,東日本,なかでも関東でおもにいわれる。…

※「いなさ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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