いは

精選版 日本国語大辞典 「いは」の意味・読み・例文・類語

い‐は

  1. ( 上代副助詞「い」に係助詞「は」が連なったもの ) 体言または活用語連体形をうけ、主格に立つものを強調する。
    1. [初出の実例]「否と言へど語れ語れと詔(のら)せこそ志斐(しひ)伊波(イハ)(まを)せ強語(しひかたり)と言ふ」(出典万葉集(8C後)三・二三七)
    2. 「此(こ)を持(たも)つ伊波(イハ)(ほまれ)を致し捨つる伊波(イハ)謗を招きつ」(出典:続日本紀‐神護景雲三年(769)一〇月一日・宣命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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