いりいり

精選版 日本国語大辞典 「いりいり」の意味・読み・例文・類語

いり‐いり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① 物の先がとがって鋭いさま、また、反応が鋭敏で賢いさまを表わす語。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)二「才頴はのぎの前のやうにいりいりと利根な者ぞ」
皮膚のどなどが、痛みや辛みなどの小さな刺激を感じるさまを表わす語。ひりひり。いらいら。
※若き日(1943)〈広津和郎〉二「杉野の父はあの病気に特有の喉に妙にいりいりする神経的な声を出して」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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