いろね(読み)イロネ

デジタル大辞泉 「いろね」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ね

《「いろ」は接頭語同母の兄または姉。
「吾が―磐長姫はべり」〈神代紀・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「いろね」の意味・読み・例文・類語

いろ‐ね

〘名〙 (「いろ」は同母の意を表わす語。「ね」は親愛尊敬気持相手を呼ぶとき用いられる語) 同母の兄または姉。
古事記(712)中「故(かれ)、此の王、二りの女有り。兄(いろね)の名は蠅伊呂泥(はへイロネ)、〈略〉弟(いろと)の名は蠅伊呂杼(はへいろど)なり」

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