い行く(読み)イユク

デジタル大辞泉 「い行く」の意味・読み・例文・類語

い‐ゆ・く【い行く】

[動カ四]《「い」は接頭語》行く。
「あをによし奈良の京師みやこ佐保川に―・き至りて」〈・七九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「い行く」の意味・読み・例文・類語

い‐ゆ・く【い行】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「い」は接頭語 ) 行く。多く、「いゆきさぐくむ」「いゆきたがう」「いゆきはばかる」など、他の動詞と複合して用いられる。
    1. [初出の実例]「雲居なる海山越えて伊往(イゆき)なばわれは恋ひむな後は逢ひぬとも」(出典:万葉集(8C後)一二・三一九〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android