えご(読み)エゴ

デジタル大辞泉 「えご」の意味・読み・例文・類語

えご〔ゑご〕

エゴノキ別名 花=夏》「―の花ながれ溜ればにほひけり/草田男

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精選版 日本国語大辞典 「えご」の意味・読み・例文・類語

えご

〘名〙
① 山、渓谷などの切れ込みやくぼみ。また、そこにできた水たまり。えぎ。いご
② 川の入り江や掘割。また、その入り江を利用した船だまりや、船を修理する施設。〔和英語林集成再版)(1872)〕
灌漑(かんがい)のための用水溝。田の水口(みなくち)
※寺百姓書上‐文化六年(1809)「五兵衛えご幅を広げ稲植付候ため水行悪敷、難渋仕候事」

えご ゑご

▼えごの花《季・夏》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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