がさつく(読み)ガサツク

デジタル大辞泉 「がさつく」の意味・読み・例文・類語

がさ‐つ・く

[動カ五(四)]
がさがさと音を立てる。「ビニール袋が―・く」
言動ががさつである。動作態度が落ち着かない。「―・いたやつ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がさつく」の意味・読み・例文・類語

がさ‐つ・く

〘自カ五(四)〙 (「つく」は接尾語)
① がさがさと音を立てる。
※俳諧・篇突(1698)「柴うりの出てがさつくや年の市〈賀枝〉」
② 洗練されたところがなく、粗野である。また、動作、態度が落ち着かない状態である。
※山の鍛冶屋(1926)〈宮嶋資夫〉一「ただ黒い鍛冶場の中はがさついて、ハンマーは振り上げるのにも重くなった」

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