がぶり(読み)ガブリ

デジタル大辞泉 「がぶり」の意味・読み・例文・類語

がぶり

[副]大きな口を開けて一気に食いつくさま。また、水などを一息に飲み込むさま。がぶっ。「犬ががぶりとかみつく」「大波がきて水をがぶりと飲んだ」
[類語]がぶっとぱくっとぱくりもぐもぐもごもごもりもりがつがつばくばくぱくぱくむしゃむしゃ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がぶり」の意味・読み・例文・類語

がぶり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
大口をあいて、一気に食いついたり飲み込んだりするさま、また、その音を表わす語。かぶり。
多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前「出された茶をばがぶりと飲むで」
液体が大きくゆれ動く音、また、そのさまを表わす語。
※土(1910)〈長塚節〉一三「兼博労はがぶりと風呂の音をさせて立ちながらいった」
相撲で差し手を調子よく入れるさまを表わす語。

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