きの字屋喜右衛門(読み)きのじや きえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「きの字屋喜右衛門」の解説

きの字屋喜右衛門 きのじや-きえもん

?-? 江戸時代中期の料理店主。
享保(きょうほう)(1716-36)のころ,江戸新吉原で台の物(大きな台にのせた料理)の仕出し屋をはじめ,珍重された。以後「きのじや」は,遊里で台の物仕出し屋の総称となったという。屋号は喜の字屋ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android