きゃく

精選版 日本国語大辞典 「きゃく」の意味・読み・例文・類語

きゃく【脚・

[1] 〘名〙
あし。人間その他動物の場合にも、また、いろいろな道具類の場合にもいう。
学問のすゝめ(1872‐76)〈福沢諭吉〉五「非常の勇力あるに非ざれば知らずして流れ識らずして靡き、動もすれば其脚を失するの恐ある可し」
② 昔、調庸の税を運送する脚夫運脚
[2] 〘接尾〙 机、椅子などあしのついた道具を数えるのに用いる。
延喜式(927)一「八足案四脚。〈略〉輿籠三脚」

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