くじら醤油(読み)くじらしょうゆ

事典 日本の大学ブランド商品 「くじら醤油」の解説

くじら醤油

調味料
水産大学校(山口県下関市)の大学ブランド。
クジラの肉を原料として用いた醤油。2007(平成19)年、クジラ肉を加工する際に出る残渣を有効活用したいと、水産物加工卸売業者のマル幸商事株式会社(下関市)が山口県食品開発推進協議会(山口市)に相談。それから水産大学校食品科学科・ヤマカ醤油株式会社(下関市)らが共同研究をおこない、ミンククジライワシクジラの赤身使用の醤油を開発した。およそ1年もの間、熟成させてつくられる。長時間熟成により鯨特有の味と香りが凝縮され、コクと深みがでる。また、活性酸素を消す抗酸化能力にも優れることから機能性食品としても期待されている。価格は、1本100ml入り997円(税込)。ヤマカ醤油株式会社取り扱い。
(注)記載内容は事典編集当時(2010年2月)のものです。内容・価格等はその後に変更になった場合もあります。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の大学ブランド商品」事典 日本の大学ブランド商品について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android