くす(読み)クス

デジタル大辞泉 「くす」の意味・読み・例文・類語

く・す

[動サ四]こちらへ送る。よこす。
「こなたは、わしふみを―・さしゃったか」〈伎・仏の原

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「くす」の意味・読み・例文・類語

く・す

〘他サ四〙 (「おこす(遣)」の変化した語) こちらへ送って来る。また、持って来る。よこす。
夫木(1310頃)七「あやめふく簷(のき)ににほへる橘(たちばな)にきて声くせよ山郭公(ほととぎす)西行〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android