くわい

事典 日本の地域ブランド・名産品 「くわい」の解説

くわい[根菜・土物類]

近畿地方京都府地域ブランド
京都市の東寺付近の湿地で藍の裏作として栽培されたのが始まりという。特有のほろ苦さが特徴京都おせち料理に欠かせない一品。煮物のほか揚げ物・鍋物にもよい。現代は京都市などでわずかに栽培が続けられている。京の伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「くわい」の解説

くわい

広島県、京都府、埼玉県などで生産される野菜オモダカ科の水生多年草で、塊茎食用にする。栽培の歴史は古く、平安時代からとも室町時代からとも言われる。芽がでた形状から「めでたい」縁起物とされ、おせち料理にも使われる。京都府では「京の伝統野菜」に認定されている。

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