ぐい飲(読み)ぐいのみ

精選版 日本国語大辞典 「ぐい飲」の意味・読み・例文・類語

ぐい‐のみ【ぐい飲】

〘名〙 (「ぐい」は接頭語)
① 酒などを一気に飲むこと。
黄表紙・高漫斉行脚日記(1776)上「一銚子いだすとそのまま、茶碗にてぐひのみ」
② 大きくて深い杯。小型の湯飲み茶碗などをいうこともある。
歌舞伎小袖曾我薊色縫十六夜清心)(1859)三立「此ぐいのみで貴公からお初めなせへ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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