田鰻(読み)タウナギ

デジタル大辞泉 「田鰻」の意味・読み・例文・類語

た‐うなぎ【田×鰻】

タウナギ目タウナギ科の淡水魚。体は細長く、粘液に覆われる。胸びれ腹びれ・うろこがなく蛇のように見える。性転換を行い、幼魚は雌で大形のものは雄。本州各地マレー半島東インド諸島分布。かわへび。

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精選版 日本国語大辞典 「田鰻」の意味・読み・例文・類語

た‐うなぎ【田鰻】

  1. 〘 名詞 〙 タウナギ目タウナギ科の淡水魚。体長四〇センチメートルに達する。体は細長い円柱状で、胸びれと腹びれがなく、鱗もない。体は灰褐色で、小さな暗褐色の円点がある。琉球朝鮮半島・中国・ボルネオジャワなどに分布する。日本でも本州の各地などから知られているが、これらは外国から移殖したものと考えられている。中国や東南アジアでは食用ともする。かわへび。黄鱔(わんしゃん)。《 季語・夏 》

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動植物名よみかた辞典 普及版 「田鰻」の解説

田鰻 (タウナギ)

学名Fluta abla
動物。タウナギ科の淡水魚

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