こき(読み)コキ

デジタル大辞泉 「こき」の意味・読み・例文・類語

こき

[接頭]動詞「こ(扱)く」の連用形から》動詞に付いて、その動作を容赦なく行う、はなはだしく行う、などの意を添える。「こきつかう」「こきおろす」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こき」の意味・読み・例文・類語

こき

[1] 〘名〙 手で強くこすりつけて撚(よ)ること。
幻談(1938)〈幸田露伴〉「此竿は鮎をねらふのではない、テグスでやってあるけれども、うまくこきがついて順減らしに細くなって行くやうにしてあります」
[2] 〘接頭〙 (動詞「こく(扱)」の連用形から)
① 動詞の上に付いて、その動作の意味を強める。「こき入る」「こきさげる」「こき散らす」「こきむくる」など。
② 動詞の上に付いて、その動作を行なうのに、容赦なく行なう、むごくする、はなはだしくやる、の意を添える。「こきつかう」「こきおろす」など。

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普及版 字通 「こき」の読み・字形・画数・意味

鬼】こき

魅。

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【胡】こき

お供えの器。

字通「胡」の項目を見る

【瑚】こき

礼器

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