こごなる

精選版 日本国語大辞典 「こごなる」の意味・読み・例文・類語

こごな・る

〘自ラ四〙
① 細かいものが寄り集まって一つのかたまりになる。あるいは、密集する。
※尚書抄(16C前‐中)三「塊と云はここなりたる土を云。壌とははらはらとしてここならざる土を云」
② じっとする。動かないでいる。体を固くする。
※玉塵抄(1563)一三「冬のこをった水のそこに、をよぎもえせいでここなってをる魚よりも、吾はなをものぐさいぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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