こじつけ(読み)コジツケ

デジタル大辞泉 「こじつけ」の意味・読み・例文・類語

こじ‐つけ

こじつけること。また、その言葉牽強付会けんきょうふかい。「彼の説明こじつけとしか思えない」
[類語]牽強付会理屈理屈理屈詭弁きべん空理空論講釈御託ごたく強弁主張力説叫ぶ強調我田引水事寄せる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こじつけ」の意味・読み・例文・類語

こじ‐つけ

〘名〙
① むりに押しつけること。むりじいすること。押し売り。
浄瑠璃志賀敵討(1776)五「アイタタタタ。痛いはいの痛いはいの痛いはいの痛いはいの。ヤモ是が本のこぢつけじゃ」
② むりに理屈をつけて、関係のないことや、理屈に合わないことを結びつけること。また、そのことば。牽強付会。
人情本・英対暖語(1838)四「長吉船といふべきを、略してちょきと呼ならはし、今又猪牙文字に書は、小船の形ちが猪の牙に、似てあるからこじつけなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android