こそ泥(読み)コソドロ

デジタル大辞泉 「こそ泥」の意味・読み・例文・類語

こそ‐どろ【こそ泥】

人のすきをみて、こっそりと物を盗むどろぼう。また、わずかばかりの物を盗むどろぼう。こそこそどろぼう。「こそ泥をはたらく」
[類語]追い剝ぎ泥棒盗人盗賊強盗ギャング辻強盗物取り夜盗空き巣空き巣狙い板の間稼ぎ枕探し護摩の灰車上荒らし火事場泥棒掏摸かっぱらい巾着切り箱師万引き置き引き引ったくり

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精選版 日本国語大辞典 「こそ泥」の意味・読み・例文・類語

こそ‐どろ【こそ泥】

〘名〙 (「こそ」は、こっそりの意。「どろ」は「どろぼう(泥棒)」の略) こそこそと人目をぬすんでわずかなものを盗む泥棒。こぬすびと。こそこそどろぼう。こそどろぼう。
※崖の下(1928)〈嘉村礒多〉「隙間を覗って吸さしのコソ泥を働いた」

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