こちんこちん(読み)コチンコチン

デジタル大辞泉 「こちんこちん」の意味・読み・例文・類語

こちん‐こちん

[形動]
物が乾いたり凍ったりして、かたいさま。「こちんこちんに凍る」
緊張して心に余裕がないさま。「面接試験でこちんこちんになる」
[類語]かちかち堅いこわ硬質堅硬生硬硬直がちがちかちんかちんこちこちこりこりハードかたさ硬化剛性ごつい厳つい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こちんこちん」の意味・読み・例文・類語

こちん‐こちん

(「こちこち」を強くいった語)
[1] 〘副〙 頑固で融通のきかないさまを表わす語。
星座(1922)〈有島武郎〉「こちんこちんした不愛憎な男だ」
[2] 〘形動〙 かたいさま。緊張して、動作話し方がかたくなるさま。
※偽原始人(1976)〈井上ひさし〉暗殺リスト「ぼくのアタマは問題用紙の前では〈略〉コチンコチンに固くなってしまうのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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