こんごう型護衛艦(読み)こんごうがたごえいかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「こんごう型護衛艦」の意味・わかりやすい解説

こんごう型護衛艦
こんごうがたごえいかん

海上自衛隊が初めて装備したイージス・システム搭載艦。1番艦『こんごう』は 1993年竣工。アメリカ海軍のアーレイバーク級駆逐艦と同様の Mk41垂直ミサイル発射機を備えているほか,旗艦としての指揮管制能力を有する。船体電波音波熱線に対するステルス性を考慮して V字型となっている。2番艦『きりしま』,3番艦『みょうこう』に続き,4番艦『ちょうかい』が 1998年に竣工。主要目は,基準排水量 7250t,全長 161m,全幅 21m,最大速力 30kn,スタンダード/アスロック用 Mk41垂直発射機 2,127mm連装速射砲 1基,20mmバルカン砲 2基,ハープーン・ミサイル 4連装発射筒 2基,3連装短魚雷発射管 2基。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android