こんだ(読み)コンダ

デジタル大辞泉 「こんだ」の意味・読み・例文・類語

こん‐だ

[連語]《「み込んだ」の略》わかった。承知した。
「内証花車に吹き込めば、―とばかり」〈浄・寿の門松

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こんだ」の意味・読み・例文・類語

こん‐だ

連語〙 (「呑み込んだ」の略) 心得た。わかった。承知した。→込む(二)⑤。
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上「内証くしゃに吹こめば、こんだと斗(ばかり)、与次兵衛が小袖をかりのなん与平」

こん‐だ

〘連語〙 「こと(事)だ」の変化した語。
歌舞伎・いとなみ六方(1674頃)「まっひるなかでもふきにくるこんだは」

こん‐だ

〘名〙 「こんど(今度)」の変化した語。
※雑俳・川傍柳(1780‐83)初「こんだからかしてやるなと鍋を捨」

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