ごう

精選版 日本国語大辞典 「ごう」の意味・読み・例文・類語

ごう

〘副〙 (多く「と」を伴って用いる) 吹き荒れる風の音や、はげしく流れる水の音、非常な勢いで走る列車の音、鐘の音などのような、はげしく響く音を表わす語。
※日本書紀桃源抄(15C後)「鐘は喉のなりぞ。がうと云は喉からがうと云ぞ」
※一握の砂(1910)〈石川啄木〉忘れがたき人人「ごおと鳴る凩のあと 乾きたる雪舞ひ立ちて 林を包めり」

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