デジタル大辞泉
「ごかし」の意味・読み・例文・類語
ごかし
[接尾]《動詞「こかす」の連用形「こかし」の語頭が濁音化したもの》体言に付いて、口実を設けて自分の利を図る意を表す。「おためごかし」「親切ごかし」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ごかし
〘接尾〙 (動詞「こかす(転)」の連用形の
名詞化した「こかし」の濁音化したもの)
名詞や動詞の連用形について、そのこと、またはその物のようなふりをして、
他人をだます意をあらわす。その
事物が
事実であっても、それを口実にし、その
権威にすがって、人を必要以上におどしたり、だましたりする場合にもいう。「おためごかし」「親切ごかし」など。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報