ごくりごくり

精選版 日本国語大辞典 「ごくりごくり」の意味・読み・例文・類語

ごくり‐ごくり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
液体を、続けさまに、音をたてて飲みこむ音、また、そのさまを表わす語。
防雪林(1928)〈小林多喜二〉一「ゴクリゴクリと咽喉をならして水を〈略〉のんだ」
② 居眠りして、上体を大きくゆすぶっているさまを表わす語。
※あらくれ(1915)〈徳田秋声〉七九「俥の上でごくりごくりと眠ってゐる小野田の」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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