ごぜいす

精選版 日本国語大辞典 「ごぜいす」の意味・読み・例文・類語

ごぜい・す

〘自サ特活〙 (「ございます」の変化した語) 近世後期の江戸深川新宿などの岡場所で多く用いられた語。
[一] 「ある」の意の丁寧語。ございます。あります。
洒落本・女郎買之糠味噌汁(1788)秋色庵の段「わたしどもァもふ丸ふじへゆくきはごせいしねへ」
[二] 補助動詞「ある」「いる」の丁寧語。…でございます。…であります。
※洒落本・世説新語茶(1776‐77か)変語「ほんにそふでおぜんせふね。夫(それ)でもけふはよふごぜゐせう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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