ささくれ立つ(読み)ササクレダツ

デジタル大辞泉 「ささくれ立つ」の意味・読み・例文・類語

ささくれ‐だ・つ【ささくれ立つ】

[動タ五(四)]
ささくれた状態になる。「―・った指」
感情がすさんでとげとげしくなる。「―・った心」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ささくれ立つ」の意味・読み・例文・類語

ささくれ‐だ・つ【ささくれ立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙 ささくれた状態になる。ささくれができて目立つ。また、感情がとげとげしく荒くなる。
    1. [初出の実例]「白く柔かな針を集めた様にささくれ立(ダ)つ」(出典三四郎(1908)〈夏目漱石〉四)
    2. 「内側に入り込んでささくれだった神経や」(出典:記念碑(1955)〈堀田善衛〉)

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