さても其の後(読み)さてもそののち

精選版 日本国語大辞典 「さても其の後」の意味・読み・例文・類語

さても 其(そ)の後(のち)

一つ事態があって後を示す。そうしたことがあって後。その後。
※浄瑠璃・浄瑠璃十二段(1615‐44頃)上「さてもそののち、上るり御せんは、かさねて十五夜めしいだし」
[補注]古浄瑠璃において、段のはじまりに愛用される常套文句。「平家物語」などにおける「さるほどに」に相当する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android