さびた(読み)サビタ

デジタル大辞泉 「さびた」の意味・読み・例文・類語

さびた

主に北海道で、ノリウツギ別名 花=夏》「濁る瀬は―映さず空知川秋桜子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さびた」の意味・読み・例文・類語

さびた

〘名〙 植物のりうつぎ(糊空木)」の異名。また、その木の根で作ったパイプをいう。
▼さびたの花《季・夏》
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中「『メション』、『さびた』の両種は、烟脂(やに)によりて次第に堆黒(つぐろ)に色づき」

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