さらめく(読み)サラメク

デジタル大辞泉 「さらめく」の意味・読み・例文・類語

さら‐め・く

[動カ四]さらさらと音がする。また、ざわめく。
世界―・き、ののしりあひたり」〈今昔・一〇・三六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さらめく」の意味・読み・例文・類語

さら‐め・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 )
  2. 高い音やとどろく音がする。また、さあっという音がする。
    1. [初出の実例]「轟然(サラメク)として響を発す。数十口の瓦を擲ぐるに似たり」(出典:天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃))
  3. ざらつく。かさかさする。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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