さ丹(読み)サニ

デジタル大辞泉 「さ丹」の意味・読み・例文・類語

さ‐に【さ丹】

赤色
大和宇陀うだ真赤土まはにの―つかばそこもか人の我をことなさむ」〈・一三七六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「さ丹」の意味・読み・例文・類語

さ‐に【さ丹】

〘名〙 (「さ」は接頭語) 丹(に)。赤い色。→さに付かうさにつらう
万葉(8C後)七・一三七六「大和の宇陀真赤土(まはに)の左丹(サに)着かばそこもか人の吾を言なさむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android