しくれ

精選版 日本国語大辞典 「しくれ」の意味・読み・例文・類語

しくれ

室町時代お伽草子一冊。作者未詳。時雨ふる清水寺でめぐりあって結ばれた男女が、余儀ない事情で別々の人生をたどる悲恋物語。「しのびね物語」と構想が似る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android