しただみ

精選版 日本国語大辞典 「しただみ」の意味・読み・例文・類語

しただみ

〘名〙 貝「きさご(喜佐古)」またニシキウズガイ科の小形種をいう古名
古事記(712)中・歌謡伊勢の海の 大石(おひし)に 這ひもとほろふ 志多陀美(シタダミ)の い這ひもとほり 撃ちてし止まん」
万葉(8C後)一六・三八八〇「鹿島嶺の 机の島の 小螺(しただみ)を い拾(ひり)ひ持ちきて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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