したひ(読み)シタヒ

デジタル大辞泉 「したひ」の意味・読み・例文・類語

したひ

《動詞「したふ」の連用形から》紅葉すること。また、その葉。
秋山の―が下に鳴く鳥の声だに聞かば何か嘆かむ」〈・二二三九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「したひ」の意味・読み・例文・類語

したひ

〘名〙 (動詞「したふ」の連用形の名詞化後世「したび」とも) もみじなどが赤く色づくこと。紅葉の照りかがやくこと。また、そのもみじ。
万葉(8C後)一〇・二二三九「秋山の舌日(したひ)が下に鳴く鳥の声だに聞かば何か歎かむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android