しつこ

精選版 日本国語大辞典 「しつこ」の意味・読み・例文・類語

しつこ

(形容詞「しつこい」の語幹) うるさいこと。くどくどしいこと。執念深いこと。感動表現に用いる。
御伽草子・福富長者物語(室町末)「しつこのけぶりや、そちへゆけそちへゆけ」
歌舞伎濃紅葉小倉色紙(1816)口明「三吉野の膝に靠(もた)れる。『オオ、しつこ』とこなしある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「しつこ」の読み・字形・画数・意味

呼】しつこ

しかりよぶ。〔戦国策、秦三〕夏・太呼して三軍(おどろ)かす。然れども身は庸夫(ようふ)に死せり。此れ皆至に乘じて、理にばざればなり。

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【執】しつこ

杯をもつ。

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【膝】しつこ

膝ばかま。

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